はじめに
今回は、海外旅行で利用することが多い方にはおなじみの成田空港で知られる千葉県成田市を訪れました。初詣の時期ということもあり、成田山新勝寺は混雑しているイメージでしたが、早朝だったため、ゆっくりと散策を楽しむことができました。
この記事では、祝日に訪れた成田山での散歩と、おすすめの散策コースについてご紹介します。
成田山散歩コース

成田山大本堂

大本堂は一見すると趣のある木造建築のように見えますが、実は鉄骨鉄筋コンクリート造で建てられています。この事実を聞いて驚きましたが、防火や耐震性を考慮した設計になっており、現代の時代背景に適した建物となっています。

木造だと思っていましたー
参拝者数について
東京・原宿の明治神宮に次いで多くの参拝者が訪れる成田山新勝寺は、年間約1,000万人もの人々が訪れる人気の寺院です。特に元旦から三が日にかけては、300万人以上が参拝に訪れます。ここでは護摩祈祷をはじめとする伝統的な儀式が行われ、訪れる人々はそれぞれの感謝や願いを胸に参拝しています。


1.明治神宮(東京都)
・参拝者数:約39万人
2.成田山新勝寺(千葉県)
・参拝者数:約25.8万人
3.伏見稲荷大社(京都府)
・参拝者数:約16.9万人
新勝寺本堂裏の穴場スポット1

私は本堂正面で参拝を終えた後、必ず足を運びたい場所があります。そこには、大日如来、虚空蔵菩薩、聖徳太子の裏仏が祀られているのです。この場所は知る人ぞ知る穴場スポットでもあります。正面の仏様にご挨拶を済ませたら、ぜひ裏仏にもご挨拶してみてください。

出世稲荷


成田山新勝寺の境内にある出世稲荷は、商売繁盛や開運成就、火伏せなどのご利益があると伝えられる神社です。江戸時代に佐倉藩主であった稲葉丹後守によって寄進された村像を祀っており、古くから「出世開運稲荷」として多くの人々に親しまれています。

普段は静かでひっそりとした場所ですが、この日はたくさんの方が参拝に訪れていました。おそらく地元の方が多いのでしょうか。この場所も、知る人ぞ知るパワースポットとして知られており、早朝にもかかわらず、出世や開運を願う人々の思いが感じられました。
なごみの米屋

成田山にお参りに行くと、必ず立ち寄る老舗の和菓子屋「なごみの米屋」でお菓子をお土産に買うのが、私の定番のルーティンです。
知り合いにお土産として渡すと、いつも喜んでもらえます。
「なごみの米屋」といえば和菓子が有名ですが、特に栗羊羹が看板商品です。私は四季折々の味を楽しめる季節の羊羹が大好きです。
洋菓子では、ピーナッツ最中が絶品で、いつも必ず買っています。また、「成田の芋のすいーとぽてと」というお菓子もおすすめです。成田で採れたさつまいものペーストを使っており、しっとりとしたなめらかな口どけがたまりません。



すいーとぽてとはしっとりなめらかでとっても美味しいですよ〜

工場見学&お不動様旧庭園

米屋本店では、お菓子作りの様子を見学できるほか、「お不動様旧庭園」と呼ばれる美しく手入れされた庭園が広がっています。庭園内には「不動の大井戸」と呼ばれる井戸があり、米屋のお菓子で仕上げられたものとして知られ、水を汲むこともできます。お土産を買う前や後に、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。




さいごに
今回は早朝に成田山新勝寺へ初詣に行き、大本堂、裏仏、出世稲荷神社を巡り、最後に成田で有名な「なごみの米屋」に立ち寄ってみました。成田は日本の玄関口として知られるだけでなく、古い街並みや趣のある仏閣が点在し、とても魅力的な街です。
私自身、早朝に訪れたのは初めてでしたが、これまでとは少し違った成田山の姿を楽しむことができ、新鮮な感動を覚えました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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