皆さんは、自分の記憶力に自信がありますか? 私自身、普段はあまり意識していなかったのですが、「よく覚えてるね」と言われることがあり、人の顔や名前を覚えるのが得意なようです。
ただ、人間の記憶には限界があり、たとえば1時間半後には学んだ内容の半分しか覚えていないと言われています。その場では覚えたつもりでも、時間が経つと忘れてしまうことが多いですよね。特に今のように、新しい情報が次々とあふれる時代では、記憶を維持するのはさらに難しくなっています。
そこで、私が皆さんにご紹介したいのが、「第2のブレイン」とも呼ばれるツール、「Notion」です。このツールを使えば、効率よく情報を整理し、記憶に頼らず必要な情報にアクセスすることができます。

覚えていたつもりでも、忘れているのが多いかも
人間の記憶とは
人間の記憶は、認知記憶と運動記憶の2つに大別されます。認知記憶は海馬が中心的な役割を果たし、知識や経験を蓄積する仕組みです。一方、運動記憶は身体の動きや技能を学習するもので、海馬とは異なる神経回路で処理されます。
記憶は決して固定的なものではなく、時間の経過や新たな経験によって絶えず変化します。特に興味深いのは、記憶の「忘却」プロセスです。情報を記憶した直後から急速に記憶の量が減少し、20分後には約58%、1時間後には44%の情報しか記憶できなくなります。

この記憶の特性は、私たちの脳が情報を選択的に保存し、不要な情報を効率的に削除するメカニズムを持っていることを示しています。そのため、重要な情報は定期的に復習し、記憶を強化する必要があるのです。
情報整理の強力ツール、Notion!

現代社会は情報が溢れかえっており、私たちの脳もその情報量に圧倒されがちですよね。その中で効率的にタスクを管理したり、記録を取るために役立つのがNotionです。Notionは最初は少し使い方が難しく感じるかもしれませんが、実際に自分で一から作成することで、最も楽しみながら活用できるツールだと思います。
メリット | デメリット |
---|---|
脳のリソースが減る:アイデアを生み出すことに時間を使える。 | 初期設定が複雑:最初はどこから始めるか迷うことがある。 |
一元管理が可能:メモ、タスク管理、プロジェクト進行などを1つのアプリで管理できる。 | 動作が重くなることがある:データ量が増えると表示が遅くなることがある。 |
コラボレーション機能:チームでの共同作業が簡単。 | オフライン機能が限られている:インターネット接続がないと同期ができない。 |
テンプレートが豊富:多くのテンプレートが公開されており、簡単に使い始められる。 | 初心者には敷居が高い:強力な機能を使いこなすには学習が必要。 |
クロスプラットフォーム:PC、Mac、iOS、Androidなどで利用可能。 | 無料プランの制限:容量や機能に制限があり、チーム利用には有料プランが必要。 |
ただ、もし一から作成するのが大変だと感じる場合は、メモアプリで簡単に使うのも一つの手ですし、既存のテンプレートを活用するのもとても便利です。自分に合った方法で、情報の整理を進めていけるといいですね。
Notionを使って、メモから始めるのがおすすめ!
Notionを使い始めようとしても、最初は無機質なページが広がっていて、初心者にとっては難しく感じることもありますよね。そこで私がおすすめしたいのが、テンプレートを活用してメモを取る方法です。



初めての方は、まずテンプレートを利用してNotionに慣れ、その後、少しずつデータベース機能を使いこなしながら自分なりのページを作り上げていくのが良いと思います。一歩ずつステップアップしていくことで、スムーズにNotionを活用できるようになりますよ。
本を活用して、Notionでやりたいことをインプットしつつアウトプットする学習ができるので、「Notionライフハック 暮らしに役立つ36のアイデアとテンプレート」は初心者に特におすすめです。この本はカラーページを中心とした構成で、わかりやすく内容がまとめられており、Notionをこれから使い始めたい方にとって非常に役立つ一冊です。
まとめ

人間の記憶は時間が経つにつれて薄れ、覚えている内容も半分程度になってしまうと言われています。そのため、脳に過度に頼らず、デジタルツールを活用することが重要です。例えば、メモアプリの「Notion」を活用することで、記録や情報整理を効率的に行うことができます。これにより、脳のリソースを節約し、アイデアを生み出すなど、人間にしかできない創造的な活動に時間を充てることが可能になります。
ぜひ、頭の中を整理整頓するために、こうしたツールを試してみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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